以前から使用していた電力量測定器(節電エコタイマー)が故障してしまったようなので分解してみた。
故障の原因は恐らく内蔵電池の劣化だと思われる。
中央の緑色の円筒状の部品が充電池だと思われる。
これは、内蔵電池への充電を長期間行わなかった事が原因。
取扱説明書にも、長時間使用しない場合には充電を行ってから保管する旨が記載されている。
この製品の内蔵電池は交換が不可能である為、このようになってしまうと一般的には廃棄する以外に方法は無い。
実装されている内蔵電池と同一規格の部品を入手して交換する方法もあるが、今回は新しく買い替える事にした。
新たに購入したのは、節電エコチェッカー(ET30D)という商品。
恐らく故障した商品(ET55D)の機能を削減した下位商品と思われる。
ET30Dには内蔵電池が搭載されていないようなので、ET55Dのように保管に気を使う必要は無い。
押しボタンの数もET55Dが5個に対し、ET30Dは3個となっている。
操作方法もかなり簡略化されており、基本的には緑色のECOボタンを押すだけで操作が可能となっている。
ECOボタンを押す毎に、消費電力・積算使用時間・積算電気料金・1時間あたりの料金・積算使用電力量・積算CO2排出量の順に表示が切り替わる。
+、-のボタンは電気料金率(初期設定は1kw/h=22円)を変更したい場合に使用するので、そのままでも問題無い。
使用してみての感想は、ET55Dのようにタイマー機能が省略されている代わりに、操作が非常にシンプルになっていて使いやすい。また、充電池の過放電を心配する必要が無いのも良い所だ。