日々の記録

学習時の備忘録や思いついた事をダラダラ記載

ペットボトル空気清浄機なるものを作成してみた(2)

前回の記事では「ペットボトル空気清浄機」について、全く効果が感じられなかったのだが、今回はエアーポンプを大きなサイズに変更して実験してみた。

使ったエアーポンプは「e-air 6000WB」。これは、前回に使用した「e-air 1000sb」の上位タイプに当たるもので、吐出量は1分辺り約0.80.8~2.5ℓとなっており、さらに吐出口が2つ設置されているので、「e-air 1000sb」の6倍程度の性能となっている。

結論から記載すると、予想に反してなかなかの効果が感じられた。

まず、臭いについては消臭効果を感じる事が出来た。以前、PCの悪臭の記事を書いたが、この臭いが全く気にならなくなった。かなりの期間この悪臭には悩まされていたのだが、まさかこのような形で解決するとは思いもよらなかった。

また、空気の質が何となくだか爽やかに感じるようになった。これは例えるならば、大きな滝の近くにいるような空気である。

実際にはマイナスイオンが発生しているのかは定かでなはいが、エアレーションが、滝の流れ落ちる水の飛沫と似たような作用を発生しているのかも知れない(あくまでも私自身の個人的な感想であり、根拠等は全く無い)。

これが原因かは定かではないが、咳が全く出なくなった事も付け加えておく。

このような効果が期待出来る「ペットボトル空気清浄機」であるが、デメリットが無いわけではない。

それは、音の問題である。「e-air 6000WB」の動作音は、吐出量の調節ツマミを最小にしてもなかなかの音量を発生する。

これでは、寝室で動作させるには少し厳しいと思う。また、エアーストーンから出るエアーの音も気になる人には気になるレベルである為、この2つの音源を抑える事が出来れば非常にコストパフォーマンスの高い装置になり得る。

エアーポンプの音自体は、静音性が高いエアーポンプを使用する事で解決出来る問題なので、あまり考える必要は無い。

エアーストーンから出るエアーの音は、ペットボトル自体を遮音性の高い箱等で覆ってしまうような方法も考えられる。

また機会があれば、その辺りの改良を行ってみたい。

それから、これから「ペットボトル空気清浄機」を試してみようと思っている方に、アドバイス的な事を少し。

「ペットボトル空気清浄機」は、市販の「空気清浄機」のような即効性は期待しないほうが良い。部屋の環境や気密性、エアーポンプの性能等にもよるが、効果が表れるまでには1~数時間程度の連続稼働が必要である。また、少しても効率を上げるためにサーキュレーターの併用を勧める。実際、私の環境では、閉めきった6畳の部屋でサーキュレーターと「ペットボトル空気清浄機」を1時間程度稼働した辺りから効果を感じる事が出来た。

 

これからの季節、花粉症の人にとっては非常につらい時期になってくるが、「ペットボトル清浄機」には花粉に対する効果も期待出来そうだ。

  

 

ジェックス e‐AIR 6000WB

ジェックス e‐AIR 6000WB

 
水作 水心 SSPP-3S

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スドー バブルメイト L70mm S-103G

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