日々の記録

学習時の備忘録や思いついた事をダラダラ記載

LED電球が点灯しなくなったので分解してみた

アウトレット品という事で格安(480円)だったLED電球が点灯しなくなってしまった。

実質使用期間は6ヶ月程度なのだが...。

そこで、内部構成を確認する為に分解してみる事にした。

 

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このLED電球はネジが1本も使われておらず、再利用を前提で分解するのは不可能に近い。

 

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LED実装部。

 

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LED実装部裏面。

 

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回路内部。

コンデンサの配線が断線していたので、これが故障の原因だろう。

断線の原因として考えられるのは、ハンダ付けが甘い事が考えられる。

それに放熱不足が加わり、結果として断線したと思われる。

このLED電球は、810ルーメンという明るさに対して放熱対策が不十分な気がする。

放熱用の金属面が樹脂で覆われてしまっており、熱が効率良く放出出来ていなかったのではないだろうか。

 

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購入したLED電球のパッケージ。

 

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三菱化学メディア製の「LDA9D-G/VP2」。

「1年保証」という事だったのだが、如何せん購入してから使用するまでに1年以上のタイムラグがあった為、保証対象外となってしまった。

右下には「MDE IN CHINA」の文字が...。

 やはり、日本製の製品を選択するのが正しいのだろう。

  

 

 

エアコンの湿気戻りを防ぐ方法

除湿運転終了後、エアコンのパネルを開け、熱交換器のフィンに付着した水滴を吸引、もしくは吸収すれば防げる。

この時、注意したいのが「送風運転」に切り替わる前にエアコンを停止する事。エコ運転等のモードで冷房を行っていると、一定の温度以下になると「送風運転」に自動的に切り替わるエアコンが多い。この「送風運転」は、エアコン内の水滴を部屋に放出してしまう事になるため、湿度が一気に上昇してしまう。

エアコンが送風運転に切り替わったかどうかを確認するには、消費電力を確認するのが確実。

 

節電 エコチェッカー ET30D

節電 エコチェッカー ET30D

 

 

送風運転では消費電力が20W未満になる事が殆どなので、 そうなる前にエアコンを停止するのが望ましい。

 

熱交換器のフィンに付着した水滴を吸引、もしくは吸収する方法についてだが、考えたのは下記の通り。

 

○パイプクリーナーを使って吸引する 

 

ティッシュで吸い取る 

エリエール +Water(プラスウォーター) 180組360枚×5箱入り パルプ100%

エリエール +Water(プラスウォーター) 180組360枚×5箱入り パルプ100%

 

  

○湿式ハンドクリーナーで吸い取る 

TWINBIRD コードレス ウェット&ドライクリーナー ブルー HC-E221BL

TWINBIRD コードレス ウェット&ドライクリーナー ブルー HC-E221BL

 
FUKAI 充電式ウェット&ドライハンディークリーナー FC-800

FUKAI 充電式ウェット&ドライハンディークリーナー FC-800

 

 

○吸水タオルで吸い取る 

アイオン 水槽周りの超吸水スポンジタオル

アイオン 水槽周りの超吸水スポンジタオル

 

 

○ナイロン筆で吸い取る 

アーテック ナイロン水彩画筆(茶毛) 10629 平筆 12号

アーテック ナイロン水彩画筆(茶毛) 10629 平筆 12号

 

 

実際に試したのは「ナイロン筆で吸い取る」方法だが、吸い取った水滴を雑巾等で拭き取る作業を繰り返す事で、かなりの水滴が除去できた。

結果、「湿気戻り」についても多少だが改善された。

尚、お約束事だが、エアコンのフィンは非常にデリケートな構造の為、行い方次第ではフィンを痛めてしまう可能性がある。この点は自己責任で行ってもらいたい。

また、コンセントを挿したままの状態で行うと感電するリスクもあるので、気をつけて欲しい。

 

追記

「ナイロン筆で吸い取る」方法よりも簡単なのは、「ナイロン筆で水滴をドレンパンに落とす」方法だ。これは、熱交換器のフィンに縦方向に筆を移動させて、水滴を下に落とすだけで良い。この作業を行うだけでもかなりの湿気戻りが改善される。

冷房運転を停止させた直後の熱交換器のフィンには、大量の水滴が表面張力によって付着しており、この水滴をナイロン筆で集めて水滴の大きさを大きくすれば、自然に下部のドレンパンに落ちてくれる。

 

また、最近のエアコンの上位機種には湿気戻りを防ぐ機能として「プレミアム冷房」と言った機能が搭載されているものも存在するので、古いエアコンを買い換える場合には、この機能が搭載されているかチェックしてから購入すると良いかもしれない。