我が家の横を流れる小川には、サワガニが生息している(いた)。
十数年前には多くの個体がいたのだが、最近は殆ど見かけなくなってしまい、寂しく思っていた。
この2枚の写真のサワガニは残念ながら死んでしまったようだ。原因は農薬によるもの。
この小川の上流にはみかん畑があり、そこで昨日、農薬を散布しているのを見かけた。
それだけならまだしも、農薬の容器をこの小川の上流で洗浄しているのだから、酷いものだ。
数ヶ月前にも、同じ場所で十数匹のサワガニが死んでいるのを見て、とても悲しい気持ちになったのだが、
何とか生き延びた個体も、次々と農薬の犠牲者となってしまっている。
人間の生活の為とは言え、弱い生物を殺してまで金銭を稼ぎたいのか?
農薬による被害者は、サワガニだけではない。クワガタや、てんとう虫等もたくさんの死骸を見かけている。
農家の人間は、これらの多くの死骸を見ても何とも思わないのだろうか?
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