日々の記録

学習時の備忘録や思いついた事をダラダラ記載

家庭用電源100Vからarduino等のマイコン用USB電源5Vを取得するアイテム

最近、電源タップにUSBが設置されている製品が増えてきている。

マイコン(Arduino Uno等)の電源用等の為に1つ所持していると便利かなーと思っていた。

そんな時、amazonタイムセールでちょうど良さげな商品が販売していたので購入してみた。

 

 

接続ソケットが3Pinの為、一般的な2穴コンセントでは使用出来ないのだが、レビューを見ると、分解してアース金具を外す事で2穴コンセントでも使用出来るようになるらしい。

早速分解してみると、レビューの通りアースラインの金具は簡単に取り外す事が出来た。

 

改造前の状態。アースラインを含んだ3Pinソケットとなっている。

f:id:gdb3288:20180211093848j:plain

 

刻印を見ると、AC電源は15Aまで使用可らしい。USBポートは2100mAまで。

f:id:gdb3288:20180211093852j:plain

 

外枠のネジを4本外して分解した所。アース用の金具は簡単に取り外せる。

f:id:gdb3288:20180211093850j:plain

 

アース金具を外した状態。

f:id:gdb3288:20180211093845j:plain

 

ついでにUSB電源回路の写真を撮っておいた。

f:id:gdb3288:20180211093834j:plain

 

外したアース金具。

f:id:gdb3288:20180211093840j:plain

 

カバーを付け直した状態。これで、2穴コンセントにも装着が可能になった。

f:id:gdb3288:20180211093842j:plain

 

これで、2穴コンセントでも問題無く利用出来る。

 

3Pinコンセントが3箇所。金具がかなりズレている所がチャイナクオリティ。

f:id:gdb3288:20180211093829j:plain

 

 

ついでにUSBの電圧を計測してみた所、5.1V程度の電圧で安定していたので、マイコン電源としても問題無く利用できそうだ。

f:id:gdb3288:20180211093854j:plain

f:id:gdb3288:20180211093856j:plain

  

  

この電源タップにはスマホスタンドが付属しているのだが、この大きさがArduinoUnoの大きさにジャストフィットする。若干奥行きが足りないかも知れないが、ケースに入れてスタンドに固定すれば、マイコンの電源の取り回し問題がスッキリ解決できそうだ。

 

 

 

二酸化炭素(CO2)モニターで部屋の息苦しさの原因を探る

以前、DIYで仕事部屋の気密性を上げたのだが、それ以来、長時間PC作業をしていると何となく息苦しい感じがしていた。

初めは気のせいかと思っていたのだが、「気密性」と「換気」の関係を調べていると大事な事が解った。

気密性の高い家には必ず換気扇が常時稼働しており、それによって屋内の二酸化炭素の量が増加しすぎないように調整している。

自宅の仕事部屋には、常時稼働している換気扇等は一切無い。しかも、暖房による電気料金を節約する為に窓は完全に締め切っていた。

そのせいで、二酸化炭素濃度がグングン上昇しているのでは...。


部屋の二酸化炭素濃度が高くなると様々な弊害が起きる。特に厄介なのが眠気。日中のPC作業中に睡魔に襲われると、思わぬミスをしてしまい、内容次第では大変な時間ロスとなってしまう。

これはマズイと思い、それ以来出来る限り窓を開けて換気を心がけるようになったのだが、無風状態の時では、いくら窓を全開にしても部屋の気温がグングン低下するだけで、二酸化炭素の濃度が殆ど下がらないのである。

CO2-mini」という二酸化炭素センサーを購入し、常時PCにてモニタリングしているのだが、風が強い日なら窓を完全に締め切っていても、二酸化炭素濃度は800ppm~1000ppm程度の範囲内で推移している。 

 

カスタム (CUSTOM) CO2モニター CO2-mini

カスタム (CUSTOM) CO2モニター CO2-mini

 

 

 これは、若干の隙間風によって強制的に換気されている事が要因だと考えられる。

しかし、無風状態の日では窓を全開にしても二酸化炭素の濃度が殆ど下がらず、時間を追う毎に上昇してしまっていた。

 

そこで部屋のエアフローを真剣に考える事となったのだが、以前、PCのエアフローを改善する為には吸気と換気を対面にそれぞれ配置するのが効果的だとわかっていたので、部屋の換気についても同様に考え、部屋の対面の窓を全開し、片方の窓には窓用換気扇を設置。 

 

東芝(TOSHIBA)  窓用換気扇 【VFW-25X2】

東芝(TOSHIBA) 窓用換気扇 【VFW-25X2】

 

 

これにより、みるみる二酸化炭素濃度が下がっていくようになった。

 

CO2モニター。緑色がCO2濃度(ppm)。

f:id:gdb3288:20180127120718j:plain

 

換気扇使用後には、みるみるうちにCO2濃度の値が下がっているのがわかる。

f:id:gdb3288:20180128114847j:plain

 

今回の作業で、改めて家のエアフローの大事さが痛感できた。